はじまり

貴重な資料を整理する作業に参加させていただけることになり、朝、早稲田大学にゆく。今日は入試のため構内はロックアウトされていたので、事前に言われていたとおりの手続きをして入る。資料は吹けばとぶような紙片の数々だが、先生と参加学生のみなさんは、そうした地道な作業を明るく楽しくなさっている。昨夏、ある勉強の会でその先生のご報告をうかがって感激したので、ごあいさつしたのがはじまり。書いてある字がなかなか読めないので、くずし字も勉強せねばならない。（英語以前に、日本語もよめないことがわかった。）

楽しかったが、みなさんが昼食に入るのを潮に失礼し、大隈タワーで開催中の「双六展」（ためになった）をみてから、三崎町で別の勉強の会に出る。報告者は若くて優秀な方で、昨秋、わたしの話を聴ききに来てくださったのがはじまり。
終了後、神保町の出版社にゆき、京都の方、神保町の方々と食事をご一緒す。何度もお会いしているのに、いつもそれぞれが最初に知り合ったときの話が出る。はじまりはいつも大事にされている。さらに強風吹きすさぶ中、グランドパレスのラウンジまで遠征して帰る。