地下駐車場の名店

かの地を発って帰国するまで、ほぼまる一日経過していた。エコノミークラスでほとんど眠れていないので夜早く寝たかったが、急用で１時ごろまで電話を受けていて、また６時ごろ起きて仕事に行ったので、いつどのくらい寝たのかわからないままでいる。

しかし、昼は誘われるまま、汐留付近の中華料理店にゆく。その店は地下駐車場にもぐってゆくとある。駐車場の中に突然現われる。別に食堂街になっているわけではなく、薄暗い駐車場の一画になぜかある。

入口で食券を買って入るのだが、単品は豊富でほぼ３８０円均一、定食にすると５８０円。麺類もほぼ同額。わたしは半チャーハンと水餃子を頼んで５８０円。それらは非常に美味であり、外に出たならばあと４００円は上乗せされる水準にある。しかし、食券の自販機の右端に「鮑いため」が１８００円とあって異彩を放っている。鮑を食券で注文する食堂をはじめて見た。

店はググるとみつかるが、ひみつ。