東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

人力めぐりん想像の旅

昨日、久々に自転車で仕事に行った。夜は京橋で親しい友と会合したので、また自転車に乗る。デザイン企画を職業とする友にアルマックスGを褒められたので気をよくして、今日は1年ぶりに自転車で学校にゆくことにした。昨夜の店(東京バルバリ)はおいしいと評判だが食べ過ぎたので、運動も必要である。
ほんとうは、先週の金曜もそう考えたのだが、挫折した。


今日は暑くも寒くもなく、弱い風も吹いて絶好の自転車日和。田原町で買ったイチローTシャツを着る。ジーンズとレザーのコンバース。大手町から神保町を通れば一番近いが、日本橋をゆく。本町に見たい建物があったが、現存していなかった。昭和通りはなぜかどこもさびしげで、道幅が広いのに人通りが少ないから、実は自転車に最適である。ただし気をつけないと延々と中央分離帯が続いて渡れない(とくに新橋周辺)のと、難所(秋葉原周辺)もある。それを越えて末広町に出てしまえばすぐ黒門町


イチローTシャツを着ているので、長居は無用である。とくに、先生には会いたくない。
帰りは池之端から不忍池、上野公園を突っ切り、博物館の横から線路の上を越えて北上野に出る。台東区コミュニティバス東西めぐりんで浅草にゆくときのコースである。北上野から、松が谷を通るこの道は非常に好ましくて、よくみようと思っていたから、人力めぐりんと化した。

途中、かっぱ橋を横断するのであるが、国際通りまではあっけないほど早い。早いが、途中には心引かれる数々の商店や寺、看板屋などがある。平日なのに、私服の男子中学生(大)が4名、駄菓子屋の前でアイスをなめながら、正しくたむろしていた。
浅草では、観音様が修理中のことを発見。観音様の本堂はすべて覆われているので、観光の人は観音様がなくて驚くであろう。わたしも驚いた。


浅草から蔵前、柳橋、東日本橋と想像の旅をして、3年前の夏に発見した久松小学校前の本屋を探すと、もうなかった。いろいろなものがもうない。