東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

切り札の数々

心を入れかえ、はりきって朝から国会図書館に行ったら、開館時間を三十分誤っていてまだ開いてなかった。今日みる資料は三つある。一つは前見たときは特別室で見させられたが、四年半経ってマイクロとなっていた。もう一つははじめてみる編年史で、やはりマイクロ。編年史をマイクロでみるのはかなりつらい。
いずれも所蔵している大学は限られているのだが、なんとなく都立横断検索をかけたら何と二冊とも千代田図書館にあった。千代田をあなどっていた。新たに蒐集したかもしれない。千代田図書館ならセルフでコピーができるし、皇居を半周すれば千代田図書館はあるから、マイクロはやめて別の資料をみた。


ところで、国会図書館で財布を落としたのである。複写代金を払ったあと、荷物ふたつと財布と図書館のカードとコピーと資料を手にもっていて、財布をその辺に置いたと思われる。気づいたときはすでに2時間経っていて絶望的。しかし驚いたことに、たちまち発見された。遺失物のところに届いていた。
遺失物のところの用紙に、わたしの財布の内容物すべてが記載されていた。フジマートのポイントカード、美容院のポイントカード、東急ハンズのポイントカード、セーラークリーニングのポイントカードなどである。用紙の、七人分の枠を費やしていた。大変恥ずかしい(拾ってくださった方、本当にありがとうございます)。おかげで、すでに頼んでいた二回目の複写料金125円や、サンドイッチ代を払えた。


財布が出てきたので千代田図書館にゆくが、席は休憩している人で半分以上うまっている。蔵書は充実してきたのに、閲覧する場所がない。たくさんしたコピーは、床において整理した。「空から日本を見てみよう」は先週青山通りであまり冴えなかったが、今日はたのしくスペシャル(中央線沿線)を見た。