東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

2009-01-01から1年間の記事一覧

国際通りの京阪

学校の生協で、草森紳一『本の読み方 墓場の書斎に閉じこもる』(河出書房新社)を買う。帰り、池之端から台東区のコミュニティバス「めぐりん」で六区に出ると、国際通りに見かけない建物がある。よくみると、京阪ホテルと書いてある。浅草ビューホテルの正…

カレーパンの夏休み

学校に行こうと思ったが、豪雨になるといったので近くの図書館にした。夏休みの自習室は、「行事」のため使用できず。閲覧室で黙々と2時間ほど作業。 午後「えきねっと」で予約したきっぷをとりに両国駅に行った帰り、じんた堂さんが紹介なさっている深川神…

バカンスの計画

休みだからどこかに行こうと家人が言い、行き先はアムステルダムしかないようなことを言う。どうしたらそのような極端な絞込みができるのか、理解できない。明日から行くような考えである。今はお盆で、台風が来ており、わたしはアムステルダムに用がない。…

職務質問にそなえる

今日に至るまで職務質問というものを受けずにきたが、今受けた場合について、郊外ゆきの電車の中で考えた。膝の上に載せている黒いリュックサックの中身は下記の通りであった。脈絡がないので、しばしとどめおかれるかもしれない。・本(『モードの迷宮』『…

白いきつね

午後、思いついて銀座の教文館ナルニア国にゆく。 久々にミヤタアルマックスGを動員して中出したので、本来の生活を思い出した。昨日と今日は佃の住吉神社の祭礼で、蔭祭なので大きな催しはないが、先週は五十年ぶりの千貫神輿が出た。通りかかりに笛太鼓の…

夏の土産考

伝通院におたずねするところがあって、手土産を上野の松坂屋で調えようと思っていたら、松坂屋は中元品こわしのセールでごった返している、とテレビが報せたのでよす。テレビはときどき役立つ。 夏場の手土産は水羊羹がよいが、日持ちしないと迷惑の場合もあ…

今日の干物(もしくは今日の自転車)

町田駅にはじめて降りる。町田は栄えていると知っていたが、これほど大きいとは知らず。柏ぐらいに思っていたら、千葉ぐらいある。駅前の書店に行くのに、簡単な考えでいて甘かった。駅のぐるりに巨大なロータリーがあり、大きな建物がいびつに密集している…

夏休み的な

31日よりフリー。友よりメール。小遊三・昇太ふたり会のチケットがあるというので都立大学まで赴く。会場は柿の木坂の脇にあって、駅から遠くないのにいい環境である。そこは区の施設が集まる場所であり、以前はなんだったか考えてみると、都立大跡地であっ…

初の副都心線

雑司が谷の一箱古本市に行ったので、副都心線というものに初めて乗った。 行きは東池袋から都電の線路沿いに歩く。線路沿いは、怪しい工事をしている。雑司が谷に地下鉄が通る、という考えがよくわからずにいたが、地下鉄が通ってもそれほどかわらない。ふし…

投稿時代

自分に覚えのあるものを、商業出版物上に発見した最初はいつであろうか。おそらくは、少女まんが雑誌のプレゼントにあたって、なまえが載ったりしたのであろう。高校時代は『ぴあ』の「はみだしYouとPia」などに毎月投稿していて、ほぼ毎月採用されていた。…

日食の月のしわざ

昼前ベランダに出ると、家の前の橋の上にいる人は全員空を見上げていた。 そのことが知らされていること自体は人為的であるが、誰にもどうすることもできない自然のことがらをみるために、少なくとも日本全国の人は上を向いている。わたしは下を向いてみたら…

入浴の季節(2)人間編

うちの風呂は青年の働きにより直ったわけだが、新しい風呂は喋る。 湯沸かし器を取り替えたとき、台所で音声をオフにしたら、風呂場で「音量がゼロになりました」と大声で言ったので、以後勝負する気になった。給湯するとき「お湯張りをします」と言う。「お…

入浴の季節

郊外の家でねこを洗う。 大変勘がいい。抱き上げた瞬間、尋常ならざる声をあげて鳴く。近所の人が虐待で通報しないかと気が気でない。入浴を恐怖してウンチをする癖がつき、案の定した。したが、今回は(半分しか浸からない)バケツ入浴だったので、ウンチは…

研究はたのしい

気がつくとへとへとになっているが、久々に都の西北にゆく。地道な、古い資料の整理。 都の西北の先生の研究室は、1年生ばかり。私は知らぬうちに5年生になっている。今日はたのしく作業をして、いくつか面白い資料にも遭遇した。 明治二十年代の、築地活…

それは「カフェー」ではない

午前中授業に出る。授業は今日で終わり。金曜日の授業はたのしく、友だちともゆっくり会える。しかし今期はどことなく落ち着いて出られぬまま、過ぎてしまって残念でならぬ。 夕方から近距離の遠征をして、こちらも今日で終わり。受講者の方が、ご自分の著書…

神楽坂はどこへゆく

遠征にゆくための電車は、まだよくわからないところがある。郊外に向かう私鉄は、それぞれ快速だの急行だの準急だのと書いてあるが、どれが一番速いのかは鉄道による。JRは急行が速いが、私鉄は快速のほうが速いことがある。 しかも、途中から分岐していて…

草市、通信教育のことなど

午前中労働にゆき、午後は明日の準備。しかし、今回はボデーができていたので簡単にすむ。次回以降もほぼ問題なくすすむ予定(楽観)。 日が暮れてから、お盆恒例の「草市」が行われているのでひやかしにゆき、そのまま盆踊りを見物に行く。時間が早いため、…

銚子電鉄との再会

暴走旅行その2。 翌日は、朝芝生の上で太極拳をしてから(メンバーに本場仕込みの指導者あり)、銚子に向かう。銚子といえば、銚子電鉄である。銚子電鉄を応援していることは以前記したが、乗るのは20年ぶり。扇風機はついていたが、車両は地下鉄であった…

謎の暴走風呂

週末、一泊で外房に遊びに行く。むかし、海水浴などで千葉に行くには両国から列車に乗ったが、今は東京駅から特急が出る。宿泊先は九十九里に近いコテージである。駅からコテージにゆくタクシーの運転手さんは兼業農家で、巨大な落花生を栽培している。途中…

関東村に行ったこと

一週間は早い。 水曜日に遠征すると、木曜日は隔週でゼミがある。なくても金曜日の準備がある。金曜日はゼミがあって、別の遠征がある。土曜日は何か(同窓会、法事、勉強のあつまり、友達がアルバムをスキャンしにくる、など)がある。日曜日は郊外の家にゆ…

うるおい不要の場合もある

ゼミがあったので学校に行く。ほっとするひととき。パソコンも持っていない。毎日どこに行くにもパソコンを持ち歩くようになったので、本当はvaioのtypePがほしくて何度もみている。XPも出た。しかし、店においてあるtypePはパワポが入っていない。パワポを…

威力号の走るところを見たい

本日は神奈川遠征の12回目。おお、あと3回にせまった。しかしあと3回もある。息も絶え絶え。 帰り着いて、駅の自転車置き場をふと見ると、猛烈にいかした自転車がつながれていた。業務用の深緑がかった黒くてごつい自転車で、後輪は前輪の二倍以上の太さ…

ひばりが丘団地

デジタルテレビのいいところがあるとすれば、予約できるところである。 見よう!と思っても忘れる番組を予約しておくと、時間になるとつく。ただし、夜は大抵ひとりなので、静かなところに突然ステレオ放送が喋るとかなりこわい。見よう!と思う番組はそう多…

家来の墓

法事をした。墓は寺の中にある。寺は別院だがなかなか広い。古くもある。 郊外の主が「家来の墓はまだあるかな」というのでついてゆくと、たいへん立派な墓がある。本人(戒名なので誰かは不明)の墓石は巨大で、両側に女子のお墓がある。先妻および後妻(ま…

こわい話を90分

春以来「だめなご様子」であった理由の二つは遠征にある。 毎週、神奈川県と世田谷区に遠征している。遠征するだけならいいが、90分ずつ話すことになっている。話す内容は自分で考えねばならないし、そんなに考えがあるわけでもないのに、のべ25回も話さ…

900キロカロリーのあさごはん

先週末、郊外の家に行くにあたり、いつものようにJRの郊外電車に乗った。週末の朝、下り電車はいつもすいている。斜め前にはやや太めの愛敬のある青年が座っている。何かしながら、オムライスのおにぎりをぱくぱく食べている。オムライスのおにぎりはコン…

ラジオ版のなぞ

朝日新聞は4月にラテ欄を「改編」した。「地デジ順」はどうでもよく、BSが地上波と一緒になったのはよいとして、ラジオ版が変である。周波数がない。 ラジオにとっての周波数は、チャンネルのようなものである。「何の番組をしているか」を知らすのが目的…

復活の日

ブログを休んでいる間、おでこの上に水の入った杯をいくつものせて、「よっ」と気合をかける大神楽のような日々をすごしていた。ちょっとでもよそ見をすると、たちまち水浸しになると思ったのである。そしてよそ見しないのに、ときどき半分ぐらいこぼした。…

気持ちはわかる

越境受講している学内の校舎で、本日採集した。非常に「惜しい」という感じがある。

すばらしい土曜日に

本当は渋谷で年に一度勉強の集まりがあり、そこから歩いて青山斎場にも行けたのだが、叶わなかった。 午前中は別置図書の届いた京橋図書館に行って、本のリストを作るための確認作業をし、午後は久々に東京海洋大学図書館で過ごした。 京橋図書館から鉄砲洲…