東京brary日乗

旧はてなダイアリー「東京brary日乗」から移行しました。2019/2/28

2009-01-01から1年間の記事一覧

清志郎のいない夜

5月2日は暑いくらいの快晴で、昼間は郊外の家で冬物を洗濯したり、庭の手入れをしたりして過ごした。夜はこたつをあげて片した二階の和室にこもり、書き物をしていた。郊外の家はダイヤルアップなので、仕事をしているパソコンはインターネットにつながれ…

おしらせ

都合によりちょっとお休みしています。

太陽のうしろ側

大阪に行く。今回は時間がないので日帰り。しかし行く先は万博公園の先なので、国際児童文学館に寄る。万博公園は満開の桜でいっぱいで、人もいっぱい。国際児童文学館の正面は、このような風景になっている(本当はとても明るいが、逆光なのでほとんど何が…

水辺のさくら

橋を渡って用足しに行ったら、満開の桜。真中を船が通りすぎる。

五年目の春うらら

今日は春なので自分の学校にゆく。生協で『UP』をもらったら、山口晃の「すずしろ日記」はいつもより絵も字も丁寧だった。「ナメた内容」(原文ママ)なのに、連載五年めに突入して気合が入っている(今回の内容は五年めに入ったことについての意気込み)。 わ…

落語らいぶ2009を聴く

きょう、東京海洋大学の桜は八分咲き。それとも、二分散ったのかもしれないが、風が吹いても花びらが舞わないところをみると、まだ満開にはなっていない。桜の見える席からみていると、鳥がやってきてソメイヨシノの花を一輪食べた。 夜、NHK第一放送で「…

球春、そして談春

ようやく『プロ野球選手名鑑2009』を買って、郊外の家に行く途中で読んだが、もうひとつ気合が入らない。週ベもあまり力が入っていないように思うのは気のせいか。今期、わが阪神タイガースには明るい材料がまるでない。期待の新井は開幕絶望。正捕手矢…

東京海洋大学図書館前の古書問題

爽快な朝。頭は爽快とまでいわないが、ふつうに戻ったから、自転車に資料とパソコンとサンドイッチと水筒を積んで、越中島の海洋大学図書館にゆく。頻繁に通う者にみえないようにしたかったが、守衛所の記録ではわずか3行前に自分の名前があった。しかも守…

春休みのドリル

起き上がれないほどの頭痛に起き上がらずにいたが、昼間近となったら、(寝ている状態の)頭上に打ち込まれる強烈なドリル音に、文字通り音を上げて起きた。起きる決意をするまで、十秒でいいから止んでくれないかと何度も願うが止まない。拷問とは、このよ…

池田アナウンサーのこと

「首都圏ネットワーク」に出演している、池田達郎アナウンサーのファンである。民放以上にタレント化をめざすNHKのアナウンサーにあって、常に淡々と落ち着いている。声はやわらかく、伝える事柄を大事に話す。一緒に出演している若い女性アナウンサーが…

商船学校の図書館

今月中に進展させなくてはならない書きものがあって、ようやくドライブモードになったのに、地響きがする。家の大規模修繕工事は佳境である。カーテンは我慢しても、音がつらい。iTunesで自然の音をさがしてみたものの、ドリル音を打ち消すには大音量にする…

『「馬力」の運送史』

郊外の家にゆくのにどの本を持ってゆこうかと思い、『馬力の「運送史」』(白桃書房)と目があった。だいぶ前に、図書館のリサイクルでもらった。 早速ひもといてみると、話は池袋のびっくりガードからはじまる。びっくりガードがなぜ「びっくり」なのかにつ…

三月の日没前の桜

昨日が嘘のような、暖かい快晴。天気は、本当に嘘をついているのかもしれない。 慶應大学の図書館で、ひがな一日資料採集。昭和の戦前期とは、すでにかなり親しい。

お湯とはたらく青年

つめたい、強い雨の日。図書室に本を返すのを、昨日の午後にしておいてよかった。午前中、ガス給湯器の修理の人が来た。もう1年ぐらいシャワーの調子が悪い。60度にしてもお湯が熱くならない。給湯設備全般にやや問題があり、最近では、昔のように湯船の…

かなしみは雨のように 都立図書館の一日

朝から張り切って広尾の図書館に行ったら、様子がおかしい。何度も書いているが、中央図書館は、参考資料と雑誌のアクセスが特によく、セルフコピーもできるいい図書館である。しかしそのいちばんよいところが、リニューアルのために長期間使えずにいた。ま…

村松町はどこ

先週の雪の日に学校に行って、金曜日は多分家にいた。土曜日もいた。昨日は郊外の家から国会図書館に直行して、夕方、落語研究会の当日券が手に入るかどうか国立劇場に行ってみると、5時前に完売(発売は5時半)。志の輔、昇太、三三が出るので豪華すぎる…

二月はいつも

ああ、今日は2.26だった、と毎年日記を書くたび思うことを繰り返している。上旬は20度近い日もあったのに、明日は5度を下回り、雪が降るかもしれないといっている。 大阪から帰った翌日は、八重洲口でプチ同窓会をした。高校時代の担任の先生(男)と…

そして船場 その2

10時ごろチェックアウトをして、行く先は道修町。4年前に歩いて以来、あまり時間がなくて再訪していない。今回もあまり時間がないが、くすりの道修町資料館に行く、という目的がある。道修町は近世以来現在に至るまでの、日本の製薬産業の変遷が現実にの…

そして船場 その1

山崎を離れて大阪に着くと、雨が降り始めていた。中之島近くのホテルに荷物を置いて、南船場散策に出る。かつて(明治時代)、長堀通以北の心斎橋筋にはたくさんの本屋があり、松屋町にはもう少しくだけた本屋があった。こういう本屋は、自分で出したり人の…

いざ、大山崎 その2

大山崎山荘を堪能したあと、思ったより時間が早かったので、サントリー山崎蒸留所にも行ってみた。せっかく山崎に来たのであり、わたしは実は名酒「山崎」が好きである。線路をはさんで山と反対側にサントリーはあるが、これも意外なことに、徒歩10分もか…

いざ、大山崎 その1

九時の新幹線に乗り、京都で乗り換えて山崎で降りる。いよいよアサヒビール大山崎山荘美術館にゆくのである。大山崎山荘では山口晃の展覧会が行われていて、ここまで来たからには、もはやわたしは彼の追っかけと自称してよいかもしれない。土地勘がないので…

朝四時に目がさめてメールをみたら、一緒に仕事をしている各青年から、次々とデータが送られていた。必要があって、今朝を締め切りにしていた。おかげで夜明け前に一仕事おわる。朝刊を取りに出ると、案の定来ていない(うちの区域の配達は大変遅くて、六時…

不本意の潜伏

朝、自転車に乗って京橋税務署にゆく。昨日も中央区と千代田区に用があって、同じ道を通った。昭和初期に建った新富町の正金アパートは、昨日も今日も入居者を募っている。世のある人々と同じく、正金アパートを借りて潜伏するさまなど夢想するが、世のほと…

春は人を不安にもする

季節外れの暖かさは今朝までと天気予報が言っている。 郊外の家からまっすぐ学校にゆき、みんなでみっちり仕事をした。学校の中は学校の外に比べてあかりが少ないので、夜になると暗い。暗くなった建物の外は、いきなり底冷えがした。急に春のような陽気にな…

ハッピーバレンタイン

朝から学校。図書室の検索端末のところに、只今ソウルから調査来日中のエレガントな青年がいた。しかも、チョコレートをくれた。わたしのために毎日持ち歩いていた由。世のお嬢さん方からチョコレートをもらってうれしい、おじさんの気持ち。 夕方、御徒町か…

聖橋の本屋

春の陽気なので、スーツの上に軽いコートを着て出かける。春節の里帰りから戻ってきた友だちと学校でごはんを食べ、駿河台にゆく。時間が半端にあいたので、歩いてゆくことにした。 用事を済ませて辞去すると、まだ外は充分に明るくて暖かい。電車に乗るのが…

報告

慶應義塾大学でやっていた、勉強の集まりの最後。最後なのでわたしも用事を仰せつかった。お借りしていた資料の調査結果について。懇親会も出て、夜11時ごろ帰る。他流試合はこれにて一旦休みにして、今年は身の回りをかためる方針。 堀井憲一郎『青い空、…

ガバチョ目

ねこの目は一般にギンナン型をしている。うち(郊外の家)のねこは、色も翡翠のようなグリーンなので、よりギンナンに似ている。しかし、緊張するとまんがのような丸い目になる。さらに遊んでほしいときは、なぜか上の部分が直線になり、上目遣いの三白眼に…

網戸をはずす

南風が吹く。昨日学校でみた沈丁花は、もう赤と白のつぼみをたくさんつけていた。「大規模修繕工事」に備えて、家中の網戸をはずす。

池之端の正しい蕎麦屋、その他

学校に本をとりに行った帰り、上野で開催中の「アーツアンドクラフト展」に行くことにした。途中、池之端の蕎麦屋に寄る。不忍通り沿い、鴎外荘に向かってゆく坂の入口あたりにその蕎麦屋はある。今まで何度もみたが、食事どきに通ることもなく、入っていな…